近年は若い人を中心にデビットカードを持つ方が増えてきています。そんな中・・
デビットカードはダメ
ダサいのでいらない
もしくは、そもそも恥ずかしいのでデビットカードを持っているが「バレたくないので言わない」という方もいます。そんなデビットカードにまつわる・・
なぜダメなのか・ダサいと言われる理由
デビットカードを財布に入れる必要性
クレジットカードがあれば不要なのか?
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
デビットカードは ダサいのか?
クレジットカードの審査に通らない方であっても、銀行口座を開設してデビットカードを持つことができます。そんなことから、デビットカードは「クレカを持てない人が所持するカード」のように見られるため・・
ダサい・見せるのが恥ずかしい
こんなイメージとなります。
そして最大のストレスが、カードの見た目です。
DEBITの文字がダサい はずかしいので使いたくない
デビットカードによっては、デビットカードであることを判別しやすくするためにカード表面に「DEBIT」の文字が刻印されています。その文字がダサい!気になってしまうので・・
そんな不満を口にする方もいます。
今はどこの銀行でもデビットカードを発行していて、券面デザインもバリエーションが豊富です。そのため、「DEBIT」の文字がほぼ分からない(小さく書かれている)タイプもあります。
使い方はクレジットカードとほぼ同じだが・・
日本のデビットカードは電子マネーカードと同じく、カード表面の凸凹加工(エンボス加工)がありません。そのため、カードを手に取ったショップ店員が詳しい方であるとき、デビットカードではないか?と予測できます。
ですが、ここ数年内にリニューアルしたクレジットカードは・・
エンボスレスで券面がスッキリ
ナンバーレスでデザインがかっこいい
このタイプになってきています。
カードのブランドと優れたデザインに目が行くようになっているので、デビットカードなのか判別が難しくなっています。さらにデザインを強調するなら・・
キャラが強くアピールするので、デビットカードなのか気にならなくなります。
利用するときはクレジットカードとの違いは無い
デビットカード使うとき:例えばVISAデビットカードの場合では・・
カードで払います
VISA 1回払で
この言葉だけで済みます。つまり、手順としてはクレジットカードとまったく同じになります。となれば、クレカ、デビットカードを意識する必要はなく、お店のスタッフも対応は全く同じになります。
そして、ネットで見かける・・
デビットカードは「いらない」
これが言われる理由についてですが、この言葉には二つの意味があります。
デビットカードはナゼ「いらない」のか?
デビットカードがいらないと言われる時には・・
機能が劣っているので「いらない」
優秀なので逆にクレカが「いらない」
両方の可能性から比較すると、このような違いが関係していることが分かります。
審査なしですぐに入手、クレカと同じ使い勝手 = クレカいらず
機内販売など利用できないのでダサい = デビットカードはいらない
デビットカードは、クレジットカードが利用できるお店の全てで使えるわけではありません(使い方を制限されます)。これに不満を持つ方がいます。
スーパーで決済できるならデビットカードで十分である
一方で、いつのショッピングでちゃんとカード払いができる、しかも そのお金は銀行に預けている自分のお金を消費しているだけ(お金をカード会社に払ってもらっている)のではないので・・
精神的に楽である
この考え方があります。
特にチャージしてから使用する電子マネーに慣れすぎたZ世代の若者は、逆に後払いのイメージがよくないために・・
クレジットカードはダサい
と言い切る方もいます。
スーパーの買い物でも、ネットショッピングもデビットカードで事足りるので、手間をかけてクレジットカードの申請をする必要がない:「クレジットカードはいらない派」の考え方です。
デビットカードとクレジットカードの違い
デビットカードとクレジットカードの違いは、機能面をまとめて比較するとこのような違いがあります。
デビットカード | クレジットカード | |
支払い | 即時支払い | 翌月以降口座引き落とし |
限度額 | 口座残高のみ | カードの設定限度枠内 |
分割払い | 不可 | リボ払いが可能 |
審査 | なし | あり |
デビットカードは、キャッシュカードを持っている人であれば誰でも取得でき、年齢制限や審査もありません。15歳以上(中学生を除く)であるなら、利用可能な条件にあてはまります。
イオンデビットカードでは、18歳以上(高校生を除く)を発行可能年齢としています。
ダサくない みんな欲しがるデビットカードもある
未成年で無職でも持てるのがデビットカードなので → ダサい・はずかしい という流れになっていますが、非常にステータスの高い(持ちたくても持てない)ハイレベルなデビットカードもあります。
高島屋を利用するとき最高のサービスが得られるデビットカードです。商品を自宅まで無料配送、駐車場が5時間無料、その他特典多数。海外旅行では24時間コンシェルジュが利用できます。それでいて・・
ご入会にあたってのクレジット審査はございません
引用元:タカシマヤプラチナデビットカード
という誰でも所持できるデビットカードです。
特典はクレカのプラチナカードレベルなので、これなら「ダサい・見られたくない」という方はいないはずです。ちなみにカードには「Visaデビット」という文字が入っているので、誰でもデビットカードであると認識できます。
リボ払いはクレジットカードでしかできない
リボ払いとは・・
高額商品を購入した場合でも、毎月の返済額は一定になる
引用元:リボ払いと|JCB
いわゆる「分割払い」となります、毎月の支払金額が少額で済むので生活へのダメージが少なくて助かります。いま手元にお金がなくても、すぐに商品を手にできるメリットがあります。
リボ払いは長期にわたって返済を続けるので、カード保持者の信用がないと利用出来ません。そのため・・
デビットカードは見た目はクレジットカードとほぼ同じですが、銀行に今預けている「預金の範囲内だけ」使えるカードです。そのため、銀行口座に
これしか選べません。
利用する前にお金を入金する:クレジットカードとの違い
デビットカードがクレジットカードと決定的に違うのは、銀行の口座へあらかじめ「お金を入金しておく」必要があることです。
デビットカードで支払いを済ませると、銀行口座へ預けている金額がリアルタイムに減少します。
デビットカードはATM手数料を節約できる
銀行預金の範囲内でしか利用できないデビットカードですが・・
こうなるので、お金の貸し借りが発生せず利息もかかりません。お金が入っている「銀行のATMからお金を下ろす → レジで支払う」と同じ手続きが簡単にできます。
ATMが近くにあればデビットカードは不要か?
ATMが近くにあっても、デビットカードを使うメリットがあります。それは、お金を下ろしたい時間が夜間になってしまったときに・・
財布に多額の現金を所持していると、財布を落としてしまった時に損失が大きくなります。この時の損失を軽減するためにも、お金は銀行に入れておきデビットカードを所持しておきます。
誰かに拾われてデビットカードが無断で利用される(カード不正利用)となった場合にも補償されます。
デビットカードの利点:家計の節約に利用できる
例えば現金払いで買い物をした場合、消費したお金がどれだけなのか?用途は何なのかを調べるために、レシートの数字を集計して家計簿をつける必要があります。
しかし デビットカードを使ったショッピングなら、スマホのアプリから詳細をチェックできます。そのため、銀行にあるお金を管理したい方にとっては、デビットカードを利用する事で・・
また、デビットカードで決済をすると、登録メールアドレスに取り引きがあった内容のメールが届きます。つまり、「カードが不正に使われたかも?」のようなトラブルの発見が早くなるメリットがあります。
まとめ:デビットカードがださい いらない理由とは
銀行でお金の出し入れをするときには キャッシュカードの機能しか使わないので、デビットカードはいらないと感じる方が多くいます。
デビットカードの使い勝手は クレジットカードに劣っている部分がいくつかあります。これがダサいと言われる理由ですが、実際はデビットカードで事足りる方は多いはずです。